物件の種類によって利回りが大きく変わるのですが、高い利回りを期待している方から選ばれているのは、中古ワンルームです。なぜ高い利回りを実現することができるのか、具体的にどれくらいの数字が期待できるのかについて解説しましょう。
また、利回り以外にはどのようなメリットがあるのかについても参考にしてみてください。
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中古ワンルームマンションは利回りが高い理由とは
なぜ中古ワンルームマンションは利回りが高いのかというと、大きな理由は新築に比べて安く購入できるからです。新築物件の場合、価格を決定するのは分譲会社となります。価格の中には人件費の多くは、販促にかかる広告費などが含まれており、価格が高くなってしまいがちです。
それに比べ、中古物件の場合は相場による影響が大きいことから需給関係によって価格が決まるので、新築よりも安く購入できます。
都内の中古ワンルームの利回りの目安はどれくらい?
都内で中高ワンルームを購入して不動産投資をしようと考えた場合に気になる表面利回りは、築10年以内の物件であれば4.47%程度となっています。それよりも古く、築10~20年以内の場合は4.97%程度と考えておきましょう。
利回りは古い物件の方が高くなるので、築20年以上前の物件であれば、6.88%程度の数値も期待できます。
しかし、築年数が古いということはそれだけ修繕費などのランニングコストがかかりやすくなりますし、場合によっては空室リスクも高くなってしまうため、表面利回りだけでなく、実質利回りについてもよく確認したうえで検討が必要です。
利回り以外の中古ワンルームマンション投資のメリット
中古ワンルームマンションには、利回りが高い以外にも以下のようなメリットがあります。
過去の管理状態を参考にできる
新築とは異なり、過去の管理状態について確認可能です。マンションの中には管理が行き届いていないところがあり、これが原因で退去者が出てしまうことがありますが、過去にきちんとした管理が行われていた物件を選択すれば、そういった心配も少なくなります。
戸建てに比べランニングコストがかからない
部屋の面積の広い戸建てに比べ、ワンルームは面積が狭いため、リフォームの費用を抑えることが可能です。ランニングコストをできるだけ抑えられる物件を探している方に向いているといえるでしょう。
また、リフォームにかかる日数が少なくて済むので、大掛かりなリフォームが必要な部屋面積の広い家に比べ、すぐに新しい入居者探しができます。
複数購入することも検討しやすい
中古ワンルームは新築に比べて価格が安く、エリアや築年数を分けて複数購入することも検討しやすいです。これは、リスクを分散させることにもなります。
売却時に購入者を見つけやすい
一棟アパートの場合、売却するにしても金額が高いのでなかなか買い手が見つからないこともありますが、中高ワンルームなら費用を抑えて購入できるので、売却時に購入者を見つけやすいのがメリットです。2週間ほどで換金できるケースが多いので、売却までの期間が短く済むのも大きな魅力だといえるでしょう。
利回りを調べることは重要
中古ワンルームの利回りはどれくらいかについてご紹介しました。不動産投資をしようと考えている方は、事前に利回りに関する情報を徹底的に確認したうえでどの物件を購入するのかについて検討する必要があります。
中古ワンルームは利回り条件が良いものが多いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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