中古・新築で不動産投資するメリット・デメリット


不動産投資を行う際には、中古物件を購入するのか、新築物件を購入するのかよく検討が必要です。自分に向いているのがどちらなのかわからない方のために、メリット、デメリットをご紹介しましょう。
また、それぞれが向いている人の特徴についても解説します。

不動産投資で新築物件を選ぶメリット・デメリット

新築物件を購入して不動産投資を行うメリットは、中古物件と比較して家賃を高く設定できたり、フルローンが利用できたりする点です。
ローンについては最長35年も選択可能となっているので、毎月の返済額を抑えることができるでしょう。

新しい設備でスタートできるので、すぐに修繕費などが大きくかさむ心配もありません。基本的に瑕疵担保責任は10年となっているので、新築物件購入後にすぐ何か不具合が見つかった場合でも安心です。

デメリットとして、いくらローンが組めるといっても物件の取得価格が高く、返済しなければならない金額が大きい点に注意しましょう。また、この関係でどうしても利回りが低くなってしまいます。
どの程度の利益が期待できるのか判断を誤ってしまうと、大きな損をしてしまうこともあるので、慎重な判断が必要です。

不動産投資で中古物件を選ぶメリット・デメリット

中古物件で不動産投資をするメリットは、新築に比べて購入価格を抑えられることから利回りが高い点が挙げられます。
前のオーナーから入居者がいる状態で購入できたのなら、すぐに家賃収入を得ることができますし、前オーナーの管理記録などを参考にして、具体的に入居率や収益について検討が可能です。

デメリットは、物件が古くなるほど修繕費用が高くなることや、新築に比べて入居者を見つけにくいことが挙げられます。また、新築よりも瑕疵担保責任期間が短く、期間が切れてから大きな修繕が必要なトラブルが発生すると、高額な修繕費がかかる点に注意が必要です。
物件が古くなってしまうと新たな買い手を見つけにくいのもデメリットだといえます。

新築と中古ではどちらが向いている?

それぞれの違いから、自分にどちらが向いているのか判断するポイントをご紹介しましょう。

新築物件が向いている方

様々な不動産投資リスクの中でも、特に空室リスクに備えたい方におすすめです。新しくきれいな物件は人気が高く、退去者が出てもすぐに埋まりやすいのが魅力なので、ローリスクで不動産投資に挑戦したい方にぴったりだといえるでしょう。

また、フルローンが可能なので、物件購入のためにまとまった自己資金が用意できない方にも向いています。

中古物件が向いている方

新築物件よりも購入価格を抑えることはできますが、不動産投資で最も厄介とされる空室リスクが高いため、リスクは新築物件で行う不動産投資よりも上です。
そのため、ある程度不動産投資の経験がある方に向いています。物件選びも慎重に行わなければならないので、長年不動産投資を行い、知識を培ってきた方向けです。

自分に向いているのはどちらか正確に判断が必要

これまで経験のない方が中古物件の不動産投資に挑戦すれば、絶対に失敗するわけでもないですし、新築物件だから全くリスクがないわけでもないため、どちらを選択するかはその人次第です。
今回ご紹介したメリットやデメリットについてよく理解したうえで物件を選びましょう。どちらの方が自分にとって成功しやすいかばかり考えてしまうのではなく、どちらを選択したほうが失敗のリスクを抑えられるのか考えて決めるのもおすすめです。

 

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