新築物件を購入して不動産投資をするのは何となく不安がある…といった方から選ばれているのが、中古一戸建てを購入して行う不動産投資です。新築物件に比べて購入価格を抑えられるので検討しやすいですが、メリットだけでなくデメリットもあるのでそれぞれご紹介しましょう。
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不動産投資で中古一戸建てを持つメリット
不動産投資で中古一戸建てを選択するメリットとして挙げられるのは、新築よりも価格が安くて利回りが高く、アパートに比べて流動性が高い点です。また、シェアハウスとして貸すことも可能です。
購入しやすく利回りが高い
新築物件で不動産投資をするのに比べると、購入価格が安く済むことから検討しやすいメリットがあります。特に築30年以上経っている古いものは、中古一戸建てというよりも「古屋付きの土地」といった形で販売されていることが多く、安く購入できるのがメリットです。
これによりそれほど家賃を高く設定しなくても、高い利回りが実現できる点は見逃せません。
流動性が高い
中古物件は手放す際に買い手を見つけるのが難しいですが、一棟で購入するアパートに比べると流動性が高く、売却しやすいのが魅力です。
不動産投資を行う方だけでなく、自身で住みたい方も含めて買い手を探すことができます。
シェアハウスとしても貸すことができる
ワンルームマンションと異なり、一戸建てならシェアハウスとして複数の方に貸すことも可能です。多少改修工事は必要になりますが、工夫次第で様々な貸し方を検討できます。
不動産投資で中古一戸建てを持つデメリット
デメリットとして押さえておきたいのが、修繕費が発生した際に大きくなりがちなことや、一軒から入る家賃はそれほど大きくないこと、銀行か融資を受けるのが難しいことが挙げられます。
修繕費に注意
1部屋あたりの広さがそれほど大きくないワンルームマンションとは異なり、一戸建てで建物自体に大きな補修が必要になった際には修繕費が高くなります。
たとえばシロアリが発生したり、家が傾いたりした際には、高額の修繕費がかかる点に注意が必要です。
一軒あたりの家賃収入が大きくない
一戸建て一軒あたりから回収できる家賃はそれほど大きくありません。短期間で大きな収益を上げたい方には向いていないでしょう。
銀行の融資について
築年数が古い中古一戸建ての場合は、耐用年数の問題で銀行が融資に前向きになってくれないことがあります。自己資金がない方は気をつけましょう。
戸建ての不動産投資で利益を出すためのポイント
中古一戸建て物件で不動産投資をする場合、掘り出し物の物件を探し、リフォーム費用を抑えて利回りを高めることが重要です。自分でリフォームできる場合は更に費用を抑えられます。
また、安いだけで飛びついてしまうのではなく、将来的に空室リスクの心配は無さそうか、どのようなターゲットに需要がありそうかまで含めて、慎重に検討が必要です。
短期的な目線だけでなく、中長期的にみて評価されそうな物件かどうか判断しましょう。
自分に最適かよく検討が必要
中古一戸建てを活用した不動産投資は、1軒から得られる家賃収入は多くないものの、購入に必要な費用を抑えられるのが魅力です。投資効率が高いとはいえませんが、例えば、将来的に自分で住むことも可能ですし、このあたりも含めて自分に向いているかどうか検討しなければなりません。
新築物件とも比較しながら自分に向いているかチェックしてみましょう。
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