マンション投資とアパート投資の比較とそれぞれに向いている人の特徴


不動産投資で頭を悩ませがちなのが、物件選びです。特に、マンションとアパートで悩むケースが多いはずです。問題解決の糸口として、マンション・アパートの特徴を比較します。さらに、両者の特徴を踏まえて、向いている人を紹介します。以下の情報を参考にすれば、どちらへ投資するべきかがわかるはずです。

不動産投資におけるマンションとアパートの比較

不動産投資におけるマンションとアパートを比較すると以下のようになります。ちなみに、ここでいうマンションは区分投資、アパートは一棟投資を指します。

マンションの特徴

マンションには以下の特徴があります。

・安価(1,000~3,000万円程度)で物件を取得できる
・利回りは低くなりがち
・駅チカ物件などを見つけやすい
・立地条件が良いため空室リスク・家賃下落リスクは低い
・空室が発生すると収入が途切れる恐れがある
・融資額やマンションの構造によっては融資を受けやすい
・不動産投資初心者でも参入しやすい

物件の取得価格が安価である点と空室リスク・家賃下落リスクが低い点がポイントといえるでしょう。

アパートの特徴

アパートには以下の特徴があります。

・物件取得にまとまった費用(5,000万円~1億円程度)がかかる
・利回りは高い
・郊外の物件が中心
・立地条件が悪いと空室リスク・家賃下落リスクは高くなる
・多少の空室が発生しても収入は途切れない
・融資額が大きくなると審査は厳しくなる
・ある程度の経験や知識が求められる

物件取得価格が高い点と空室リスク・家賃下落リスクが高い点がポイントといえるでしょう。

マンション投資とアパート投資はどちらがいい?

不動産投資におけるマンションとアパートには以上の違いがあります。それぞれ、どのような人に向いているのでしょうか。

マンション投資が向いている人

マンション投資は、次のような人に向いています。

手軽に不動産投資を始めたい

物件取得価格が安く、融資も受けやすいため、手軽に不動産投資を始めたい人に向いています。管理会社に委託すれば、物件管理の手間もほとんどかかりません。誰でも始めやすい不動産投資の選択肢といえます。

不動産投資のリスクを小さくしたい

物件取得価格が安いうえ、立地条件を選べば空室リスク・家賃下落リスクも低いので、リスクを抑えつつ不動産投資を始めたい人にも向いています。鉄筋コンクリート造のマンションには、木造のアパートより売却しやすい特徴もあります。したがって、出口戦略も描きやすいといえます。

アパート投資が向いている人

アパート投資は、次のような人に向いています。

できるだけ大きな収益を上げたい

アパート投資には、利回りが高い特徴があります。この特徴から、大きな利益を上げたい人に向いているといえます。ただし、物件取得価格なども高いので、計画通りに収益を上げられない場合の損失は大きくなります。ハイリスクハイリターンな投資対象であることを押さえておきましょう。

土地活用まで視野に入れている人

1棟まるごと購入するアパート投資の魅力は、建物だけでなく土地も手に入れられることです。建物が古くなったら、別の用途に活用したいなどのアイデアがある人もアパート投資に向いています。

マンション・アパートの特徴をつかんでから不動産投資を始めましょう

不動産投資の対象としてマンションとアパートを見た場合、両者の特徴は大きく異なります。詳細は物件ごとに異なりますが、マンションはローリスクローリターン、アパートはハイリスクハイリターンといえるでしょう。不動産投資の目的や方針に照らし合わせて、投資対象を選ぶことが重要です。どちらを選ぶべきかわからない場合は、不動産投資会社に相談してみるとよいでしょう。

 

当サイトでは中古不動産投資をお考えの方のために、おすすめの中古不動産投資やマンション投資をランキング形式で紹介しています!ぜひチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました