不動産投資のスタートを検討している人のなかには、「できる限り初期費用を安く抑えたい」などの希望を抱いている人も多くいます。不動産投資にまつわる初期費用には、数多くの項目が存在するうえ、場合によっては、初期費用の負担額軽減や値引き交渉成立などを実現させることも可能です。
ここでは、不動産投資にまつわる初期費用の内訳・目安や安く抑えるポイントなどについて解説します。
Contents
不動産投資にかかる初期費用の内訳と目安
不動産投資をはじめるにあたり、まずは初期費用の項目や相場などを入念にシミュレーションしておくことが大切です。不動産投資にまつわる初期費用の内訳と目安については以下のとおりです。
不動産仲介手数料
・取引価格(税込)が200万円以下:仲介手数料上限5%
・取引価格(税込)が200万円〜400万円:仲介手数料上限4%「+2万円」
・取引価格(税込)が400万円~ :仲介手数料上限3%「+6万円」
不動産投資ローン事務手数料
\30,000前後(定額制の場合)
ローン保証料
融資総額の2%程度(一括で支払う場合)
融資総額の0.2%~0.3%/年 程度(金利上乗せで支払う場合)
火災保険料
\100,000程度(マンションの場合:10年契約)
印紙代
記載金額 | 不動産売買契約書 | ローン契約書 |
---|---|---|
100万円~500万円 | 500円 | 1000円 |
500万円~1,000万円 | 5,000円 | 10,000円 |
1,000万円~5,000万円 | 10,000円 | 20,000円 |
5,000万円~1億円 | 30,000円 | 60,000円 |
1億円~5億円 | 60,000円 | 100,000円 |
※2018年8月時点の金額
登録免許税
不動産評価額の2.0%(不動産売買で中古物件を購入する場合:所有権移転登記費用)
借入額の0.4%(不動産投資ローンで物件を購入する場合:登録免許税)
司法書士報酬
\100,000前後
不動産取得税
固定資産税評価額の4%
都市計画税/固定資産税
不動産価額(固定資産税評価額)×1.4%
金銭的に無理のない不動産投資を実現させるためにも、あらかじめ不動産投資にまつわる初期費用の内訳や目安となる相場価格などをリサーチしておきましょう。
不動産投資の初期費用を抑えるポイント
不動産投資をはじめるには、関係各所に対してさまざまな種類の初期費用を支払う必要性があります。そのため、不動産投資のスタートを検討している人のなかには、「不動産投資にまつわる初期費用をできる限り安く抑えたい」といった希望を持っている人も多い傾向にあります。
不動産投資の初期費用を安く抑えるためには、以下のポイントを念頭に置いたうえで、初期費用の綿密なシミュレーションを進めてゆくことが大切です。
・物件購入時に発生する頭金の支払い額を減らす
・不動産会社に支払う仲介手数料の金額を交渉する
・司法書士への報酬額を交渉する
・少額にて購入できる物件を探す
・天災にともなう損害保険料の支払い方を分割払いにする
不動産投資にまつわる初期費用をできる限り安く抑えることは、金銭的な面においても快適かつ無理のない不動産の運用につながるといえます。そのため、不動産投資のスタートを検討する際は、あらかじめ不動産投資にまつわる初期費用を安く抑えるためのポイントについて入念にリサーチしておくことが重要です。
初期費用にまつわる相場価格や安く抑えるポイントなどを把握しておこう
不動産投資をはじめるには、さまざまな種類の初期費用を負担する必要性があります。また、不動産投資の初期費用を安く抑える方法や事前に知っておきたいポイントなども数多く存在します。
金銭的に無理のない不動産投資を実現させるためにも、あらかじめ不動産投資の初期費用にまつわる相場価格や安く抑えるポイントなどを把握しておきましょう。
当サイトでは中古不動産投資をお考えの方のために、おすすめの中古不動産投資やマンション投資をランキング形式で紹介しています!ぜひチェックしてみてください。